令和7年4月より学長を務めております内木(ないき)です。冒頭の言葉は福井大学基金のキャッチフレーズで、本基金が発足したとき、私の発案により制定されました。
私は本学のキャッチフレーズとして「社会共創大学」になることを掲げました。これは教育、研究、社会貢献活動の各分野で、学外の多様なステークホルダーと社会を共に創る大学を目指すことと言えます。
本学の教育ミッションは卓越高度専門職業人の育成です。工学部はエンジニア、教育学部は教員、医学部は医師、看護師、助産師、保健師、国際地域学部は「地域」と「国際」の双方を理解し行動できる企業人や自治体職員を養成します。同時に、それぞれの学部で学ぶ専門知識を実際の世の中で生かすためのスキルを身に付けさせることも重要です。このため令和7年度から社会共創教育を本格的にスタートしました。
社会共創教育は四学部の間(中心)に位置づけられ、四学部の学生が一堂に会する環境を作り、データサイエンスやデザイン思考、多職種連携等を教育するものです。また学外の多様なステークホルダー(企業、医療施設、小中学校?高等学校、地方自治体等)と協働し、社会そのものを教育の場とすることにより、学びのエコ?システム(生態系)を確立することを目指します。そしてこの様な教育を通し、確かな知識や技術を身に付け、思いやりや愛情を持って人や社会に接することの出来る人間を育成していきたいと思います。
この基金は、上記教育プログラムを中心として、皆様と社会を共に創る大学を作っていくことに活用させていただきます。ぜひ皆様のご支援、ご協力により、福井大学の若者を、そして福井大学を羽ばたかせてください。私たちはきっと福井を羽ばたかせます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
国立大学法人福井大学長 内木 宏延