3月24日、福井市のフェニックス?プラザで、令和6年度福井大学学位記授与式を挙行しました。今年度は、学部生847名、大学院生367名の計1,214名が本学を巣立ち、上田孝典学長から、各学部?研究科の代表者にそれぞれ学位記が授与されました。
学業及び課外活動で特に優秀な成績を修めた学生に与えられる表彰では、優秀学生として学部生9名、大学院生6名、業績顕著者として大学院生2名、課外活動振興功績者として学部生1名が表彰されました。
上田学長は式辞で「国家がさまざまな次元で相対立する中、重要なのは人間同士の交流であり、人々の共感性であると思います。自分達の身近な社会において、共感性を持って互いの個性を尊重し、各々の個性を伸ばし世界に羽ばたく卓越高度専門職業人を目指していただきたい」とエールを送りました。
卒業生?修了生を代表して、医学部医学科の足立悠哉さんが「今後、私たちは多種多様な道を歩んでいきます。当然のことながら自分の道は自分で切り開かねばならず、これまで以上に大きな困難に直面することもあると思います。そういったときには、福井大学で得た知識と経験をもとに物事の道理や本質を深く追求し、互いに協力しながら、一歩ずつ前に進み、いつか人と社会の未来を拓くことができるよう尽力することをここに誓います」と述べました。
春を感じる暖かい気候の中、キャンパス内の梅が咲き始め、卒業生?修了生にとって輝かしい門出になりました。
以下URLから学位記授与式の様子をご覧になれます。
https://youtube.com/live/u9yEIW6YU1k?feature=share
(動画配信期間:令和7年4月30日(水)まで)