「高度被ばく医療支援センター」開所式を挙行

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原子力規制庁の「令和5年度原子力災害対策事業費補助金(原子力災害等医療実効性確保事業)」の交付を受け、整備を進めていた「福井大学医学部附属病院高度被ばく医療支援センター」が本学松岡キャンパスに完成し、9月9日に開所式を行いました。
同センターは、令和5年度に全国で6番目、北陸地域で初めて高度被ばく医療支援センターに指定され、新たな活動の拠点として、専用施設の整備を進めてきました。
式典では、初めに小淵岳恒センター長がセンターの概要を説明。本学の内木宏延学長は「最新の機器の整備により十分な対応が可能となった。本センターが原子力災害医療に精通した人材を育成する場となることを願う」と挨拶しました。続いて、来賓の原子力規制委員会の伴信彦委員が「本センターの設置は地域、そして国全体の原子力災害医療の基盤を強化するもの。原子力災害医療の維持のための専門的な人材の育成を大いに期待する」と祝辞を述べました。
同センターは、延べ床面積2,028㎡の鉄骨作り3階建。1階は、身体の表面だけでなく体内も調べることができる「ホールボディカウンター」と呼ばれる大型の検査装置など、さまざまな検査や測定が可能な設備を整えています。2階は事務室や会議室を設置、3階は研修用の大ホールを整備。平常時には原子力災害医療を担う人材の育成や研修を行い、緊急時には被ばくを伴う傷病者に対する高度専門的な医療を提供する拠点として活用します。
本学は本センターを活用し、原子力災害医療体制の充実を図るとともに、住民の安心?安全の確保に貢献していきます。

列席者らによる記念撮影

挨拶をする藤枝重治医学部附属病院長

テープカットの様子

来賓の原子力規制委員会 伴委員

高度被ばく医療支援センタ-

│ 2025年9月18日 │
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