東日本大震災プロジェクト報告会を開催しました

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福島県二本松市で開催した「東日本大震災プロジェクト」に参加した医学部の学生たちが、7月30日、山口明夫医学部長に活動報告を行いました。

このプロジェクトは、東日本大震災後発生した福島第一原子力発電所事故による深刻な状況が未だ続く福島県において、現状と課題を把握し、継続的な支援を考えるため、日本災害看護学会と福井大学が、災害看護支援機構、弘前大学、宮城大学、福井災害ボランティアセンター、福井県立大学、仁愛大学と協力し、企画したものです。

各大学や機関から学生や教員、看護師たちが参加し、7月6日、「遊びと語りのプロジェクト」を福島県二本松市において開催しました。医学科2年の川原健太さんと看護学科2年の丹羽昭乃さん、大学院医学系研究科看護学専攻1年で医学部附属病院看護師の酒井彰久さんが報告を行いました。山口医学部長は「日々の忙しさに、東日本大震災が記憶から薄れてきているのが実情だが、報告を聞いて当時のことが思い起こされた。学生の皆さんは、これからもできる範囲で活動を継続して、状況を伝えてほしい。大学としても協力していきたい。」と述べました。

報告会の司会を務め、学生の代表として活動した医学科2年の久津見整さんは、「学生の立場で、企画から実施までを通して様々なことを学び、考えさせられました。またこれからどのような取り組みを続けていくべきか考えたい。」と今後の活動へ意欲を見せていました。

│ 2013年7月31日 │
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