感謝と哀悼の意を捧げるために医学部合同慰霊祭、御遺骨返還式を執り行いました

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5月27日、本学では医学の発展のため、ご遺体を本学の解剖に供して頂いた方の合同慰霊祭ならびに御遺骨返還式を松岡キャンパスで執り行い、ご遺族、本学医学部学生、教職員が参列しました。

式典の様子

この式典は、医学発展のために病理解剖にご協力いただいた方および崇高な意思を持って生前、献体登録を行い、医学教育にご協力いただいた方に感謝と哀悼の意を捧げるものです。同日午前に行われた合同慰霊祭では、正常解剖をご承諾いただきました1?589柱ならびに令和44月以後、病理解剖をご承諾いただきました28柱の御霊を、午後の御遺骨返還式では令和4年度中に解剖学実習で学生が学習させて頂いた34柱のご遺骨をご遺族に返還しました。

藤枝重治医学部長は、合同慰霊祭で「皆様の尊いご遺志により得られた多くの知見は今後の医学?医療の進歩に多大な貢献をなします。解剖の重要性に、深いご理解をお寄せいただき御礼申し上げます。より一層精進することを誓います」と追悼の言葉を述べました。

御遺骨返還式では、学生を代表して医学科2年の落井源真さんが「尊いご遺志のもと献体を決断くださった故人、ご家族の皆様のご厚意に報いることができるよう、学びを深めていきます。皆様が私たちにくださったご恩を忘れず、精進して行きたいと思います」と決意を示し、医学部解剖学分野の飯野哲教授は「献体、および解剖学実習に御理解頂き御協力頂きましたことを感謝し御礼申し上げます。尊い学びの機会をありがとうございました。」と御礼の言葉を述べました。

合同慰霊祭で追悼の意を述べる藤枝医学部長

感謝のことばを述べる学生代表

御礼のことばを述べる飯野教授

 

│ 2023年6月2日 │
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