子どもの保護について学ぶJICA課題別研修

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 本学国際地域学部が国際協力機構(JICA)との協働で企画した、子どもの保護について福井県での取り組みやそれを支える政策について学ぶ研修を、9月28日~10月19日に行いました。3カ国(タイ、ブータン、ケニア)から、児童福祉に関わる省庁職員など4名が参加しました。本研修は昨年度から3年計画で行われているものです。

 一行は、東京でこども家庭庁の役割、日本の子どもの現状と課題、それらに対する政策や取り組みなどについて学んだ後、京都でこども環境学会のセミナーに参加。3日に来県し、地方自治体や子どもの保護に関わる行政、民間の取り組みや課題について、視察や講義を通して学びました。今年度は同学部の学生4名が課題探求プロジェクトとして研修に同行。彼ら若い世代の考え方や価値観に触れたことも、大きな刺激となったようです。

 18日は3週間に及ぶ研修の集大成として、今回の研修で得た学びや気づきをもとにそれぞれが計画したアクションプランを同学部の学生に向けて発表しました。

 翌19日に行われた閉講式では、JICA北陸の今井達也所長代理から修了証書が手渡され、研修員代表として、ケニアの内務?政務調整省矯正局シニア保護観察官のタリチア ジー ムウェンダ氏が「充実したプログラムに多くのアイデアをもらった。日本での学びを自国に持ち帰りしっかりと形にしていく」と挨拶。今後の活動への決意を新たにしました。

演劇ワークショップの様子

学長表敬訪問の様子

学長表敬訪問の様子

アクションプランを発表するムウェンダ氏

アクションプランを発表するムウェンダ氏

閉講式の様子

閉講式の様子

│ 2023年10月25日 │
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