感謝と哀悼を捧げる医学部合同慰霊祭と御遺骨返還式を執り行いました

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5月25日、本学は医学発展のために遺体を捧げられた故人の合同慰霊祭ならびに御遺骨返還式を松岡キャンパスで執り行い、遺族、本学医学部学生、教職員が参列しました。
この式典は、正常解剖のため生前に献体登録を行った故人と死因解明のため病理解剖に自身の亡骸を供した故人に感謝と哀悼の捧げるものです。
同日午前に行われた合同慰霊祭は、これまで正常解剖をご承諾いただいた千六百五十三柱ならびに令和5年度に病理解剖をご承諾いただいた二十六柱を慰霊。午後の御遺骨返還式は、令和5年度に解剖学実習で献体となった三十八柱のご遺骨をご遺族に返還しました。

御遺骨返還式では、学生代表の医学科2年永井琴音さんが「故人やそのご家族から『あの学生たちに献体をしてよかった』と思われるような医師や看護師になれるよう精進してまいります」と決意を示し、解剖学の飯野哲教授は「更なる医学の進歩のため、献体、および解剖学実習にご理解とご協力頂きましたことに感謝し、御礼申し上げます」と述べました。

医学部合同慰霊祭の様子

追悼のことばを述べる藤枝重治医学部長

学生代表の医学科2年の永井さん

御礼の言葉を述べる飯野教授

│ 2024年5月29日 │
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